レイン・ティーズ Rain Tees

Rain Tees
(Photo courtesy of Rain Tees)

環境にやさしいだけじゃない、社会のためにもなるブランド、レイン・ティーズ(Rain Tees)。

レイン・ティーズは、中央・南アメリカの絶滅の危機に晒されている熱帯雨林を救うために生まれたブランド。
アイテムは、Tシャツとタンクトップ、トートバッグのみ。
でも、コンセプトがとっても素晴らしいのです。

デザインは、中央・南アメリカの子供たちが学校に寄付された画材を使って描いたイラストを元に製作。
それぞれのアイテムには、イラストを書いた子の名前が付けられています。
素材はすべて100%オーガニックコットン、縫製はペルーで手縫い、染色はローインパクト染色と、現在実現できる最大限の環境配慮型生産方法を採用しています。
そして、アイテムが一枚売れるごとに、中央・南アメリカで環境に関する教育プログラムを受けている子供たちに一本の木が送られ、彼らの手で植樹されます。
つまり、商品が売れれば、地球の貴重な資源である熱帯雨林が再生することになるのです。

レイン・ティーズは、ベス・ドーンとベサニー・アームストロングのチームが手掛けるブランド。
2005年に弱冠22歳の若さでベスが「アンディラ(絶滅危機にあるブラジルのアマゾンに生育する木の名前)」というファッションの輸入・物流会社を立ち上げ、その後ニューヨークに向かう飛行機の中でベサニーと出会い、2008年にふたりのコラボレーションによりレイン・ティーズコレクションを発表。
年齢や経験に関係なく、地球を守り、将来を担う子供たちをサポートしようという思いさえあれば、こんなすごいことだって実現できちゃうのです。

ベスやベサニーのようにすごいことはできないけど、私たちはレイン・ティーの商品を購入することで、間接的に地球を守ることができます。

レイン・ティーズの商品を購入することによって実現できること。

  • フェアトレード、フェアレイバーをサポート
  • 絶滅の危機に晒されている熱帯雨林の森林再生
  • 将来を担う子供たちに環境に関する教育を提供
  • オーガニック農法やエコ生産方法をサポートすることによる地球温暖化対策
  • 絶滅危機にある熱帯雨林地域に住む人々に「グリーンジョブ」を提供

レイン・ティーズが、地球や社会のためになるファッションの生産に力を入れる一方で、世界には環境を汚染しながら作られた服が溢れかえっています。
個人の一時の幸せのためにそういった服を購入・着用しても、私たちの子孫は幸せになることはできません。
自分が楽しいって感じるのも大事なことだけど、未来や他の国の人々のことを考えることもとっても大切。
服や小物を買う時に、それが作られた背景やブランドのコンセプトを知り、環境や社会に配慮したものを選ぶようにすれば、自分だけじゃなく、地球の反対側 に住む子供たちや世代を超えて自分の子孫がハッピーになれるかもしれません。

自分の行動によって社会や未来が作られていく-そんな考えを頭の片隅に置いてショッピングすれば、物を買うっていう行為が何倍も楽しくなりそうな気がしませんか。

社会や未来を変えられるブランド、レイン・ティーズ、応援しましょう!

Rain Tees
ウエブサイト:http://raintees.com/

2009/03/13

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