
エナジースター EnergyStar
家電などについている、エナジースターのマーク。
エコっぽいのはわかるけど、いったいどんな風にエコなんだろう、って思ったことありませんか。
実は、エナジースターは、省エネ効果のある商品やサービスを提供し、アメリカのCO2排出量を減らすため、米環境保護庁と米エネルギー省が作った機関です。
基準をクリアした商品はエナジースターのラベルを貼ることが可能になり、消費者がエコ商品とそうでない商品を判別できるようになっています。
エナジースターの設立は1992年、まずはコンピューターとモニターが最初にマークがついた商品でした。次いで、ヒーターやクーラーなどに広がり、現在では、あらゆる電化製品や建材などにエナジースターマークがつけられています。
エナジースターマークが付けられる基準は、各商品ごとに細かく分けて設定されています。
たとえば、コンピューターの場合、デスクトップかノートPCかで基準が異なりますが、ノートPCの場合は、スタンバイ時のエネルギー使用量は1.0W以下、スリープモード時は1.7W以下、アイドル状態ではカテゴリB(128メガバイト以上のGPU)の商品なら22.0W以下、カテゴリA(Bでないもの)なら14.0W以下、となっています。
その他、電源やモニターのスペックなども細かく指定されています。
商品カテゴリごとの詳しい基準は、エナジースターウエブサイトへ。
電化製品だけでなく、家を改築・改装する際に、省エネ効果の高い家になるように、サポートもしています。
たとえば、室内の空気が外に漏れないように、窓の隙間を塞いだり、壁に断熱材を入れたり、クーラーやヒーターのフィルターをこまめに換えたり、自動温度調 節ができる仕組みを導入したり、色々な方法がありますが、こうした方法を教えたり、実際に改築・改装する際に使う建材にもエナジースター基準を設け、基準を満たした商品はラベルが貼られているので、安心して省エネ効果の高い商品を選ぶことができます。
建材だけでなく、家やビル自体に対しても、省エネ効果の高い家やビルであることを証明するエナジースター認証を行っています。
たとえば小売企業用商業ビルであれば、5,000スクエアフィート(464.5㎡)以上と決められているので、ある程度大きな企業でないと申請はできませんが、業務タイプ別の細かな基準に基づき、認証プロセスが行われます。
エナジースターのウエブサイトには、子供がエコについて学べるように、エネルギーって何?エネルギーはどこから来るの?自分たちに何ができるの?といった基本的な情報を、絵や画像を多用してわかりやすく説明したキッズサイトも設けています。
https://www.energystar.gov/index.cfm?c=kids.kids_index
エナジースターの効力は非常に大きく、2007年は1年間で2,700万台の車から排出されるのと同じ分の温室効果ガスを妨げたのだそう。
土地も広大で人口も多く、消費活動も世界一のアメリカだからこそ、エネルギーの効率化や温暖化対策には他国以上にがんばらなくてはなりません。
これからも、どんどんエナジースターマークの商品や建築物が増えて、エコなアメリカになることを期待したいですね。
EnergyStar
ウエブサイト:https://www.energystar.gov/

