Natural Certified

「ナチュラル」なビューティ商品に認証マークが登場!

ナチュラル」ということばほど、いい加減なものはない- これが、これまでの常識でした。

なぜなら、ナチュラルということばには認証制度がないため、食品であれバス用品であれ、何にでも、どんなにたくさん添加物が入った商品にでも、ナチュラルと書いても何のお咎めもなかったのです。
「ナチュラル」と書かれたさわやかなパッケージの商品を手に取り、裏の成分表を見たら、化学薬品がどっさり!なんて経験は誰でもあったはず。

ところが、08年の5月1日より、Natural Product Association (NPA)というNPOが、「ナチュラル」な化粧品・パーソナルケア商品(シャンプーやローションなど)に対する認証制度を実施することを発表し、ようやく「ナチュラル」が本当の意味でナチュラルになることになりました。
消費者にわかりやすいよう、認証を得ているナチュラル製品にはマークが付与されます。

NPAによるナチュラルの基準は以下の通り。

・ 「ナチュラル」と書かれた商品、あるいはそう宣伝している商品は、少なくとも95%天然成分を使用していなくてはならない。ただし、認証制度の初期のみ一 時的に、人間にも環境にも害が少ないような、下記の特別な合成物質のみ、含んでも構わない。パラベンやホルムアルデヒドを放出しない保存料、フタル酸エステルや刺激物のない香料、静電気防止リンス、ココナッツのベタイン。(これら合成物質は、全成分の5%を超えてはならず、2010年と想定されている認証制度第二フェーズではこの例外は削除される予定。)

・「ナチュラル」とは、原料が自然界に生息する再生可能な資源のものであり、決して石油化合物であってはならない。

・ナチュラルではない合成物質は、以下の場合のみ使用されることがある。自然界で代替物質が容易に見つからない場合、人体への危険がないことを専門家により審査された第三者による科学文献に記載されている場合。

・禁止される合成物質は、パラベン、ラウリル硫酸ナトリウム、ワセリン、鉱油、パラフィン、化学成分の日焼け止め、グリコール、フタル酸類、エトキシ化物質、エタノールアミン、合成高分子、ホルムアルデヒド供与体。

・その他必要事項は、以下の通り。
-各成分ごとに、原料をわかりやすく記載しなくてはならず、FDA(Food and Drug Administration)に安全とみなされ、FDAの品質管理基準に従って使用され、重金属や汚染物質の残余量がFDA、EPAあるいは当認証制度の基準値を超えていないこと。

-透明制が高い企業でなくてはならず、正確に、正直に、含有物を開示しなくてはならない。

-パッケージには、可能な限り再生可能な物質、リサイクル物質を使用するよう努力しなくてはならない。

-成分も製品も動物実験を行ってはならない。

また、上記外にも禁止物質のリストがあります。詳細はこちらの基準をご覧下さい。

まだ制度の発表をしただけで、実際に認証を取ったブランドや企業はありませんが、近いうちに認証マーク付商品が出てくるでしょう。
当面は、化粧品・パーソナルケア商品のみに限定されるようですが、それでも十分な進歩ですし、ようやく安心して「ナチュラル」商品を購入できるようになりますね。

関連記事:オーガニックとナチュラルの違い

Natural Product Association
ウエブサイト:http://www.naturalproductsassoc.org/


2008/05/11


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