バハー・シャパー 2010春夏コレクション

bahar shahpar

エコブランドでおなじみのバハー・シャパー、2010春夏コレクションのテーマは「ウォリアー(戦士)」。
平和を愛すべきサステナブルブランドとしてはちょっと気になるテーマですが、もちろん、あくまでデザイン面でのこと。

肩の張ったワックス加工のオーガニックコットンジャケットにスキニーパンツをあわせた、クールな「ウォリアー」スタイル(上写真)を見れば納得。
ワックス加工のオーガニックコットン素材は斬新ですが、まるでレザーのように美しく、これから浸透しそうな可能性大。

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ボトムのスキニーパンツはテンセル繊維のジャージー素材を使用したものですが、バックスタイルがポイント。
前から見るとクールなスキニーなのに、後ろは膝下のフリルでキュートな印象に。

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今シーズンはバックスタイルがポイントとなったアイテムも多く、上写真のリサイクルポリエステルxリサイクルコットンのトップスも、背中の大胆なカットとリボンが目を引きます。

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そして、リサイクルシルクを使用したクロシェニットのアイテムもたくさん登場(上写真)。
トップスにもボトムスにも、そしてヘッドピースにまで採用したターコイズカラーのクロシェニット。単体だとファンキーな雰囲気でも、シックなトップスやドレスをあわせればシックで斬新な印象に。

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後半は、美しいグラデーションカラーのシルクドレスが次々登場。
上写真は、バハーお得意のキュートなプリント素材(リサイクルポリエステル)とシアーなシルクを重ねた、カジュアルにもエレガントにも使えそうなアイテム。

そして、今回のショーでメディアの話題を呼んだのは、ヒップホップ界を代表する実業家、ラッセル・シモンズがフロントロー中央に現れたこと。ではなく、スピッツァー前NY州知事との情事で一躍有名になった元コールガールのアシュリー・デュプレさんがモデルとして登場したこと。

環境問題や社会問題よりも、ゴシップネタが話題になっちゃうのは仕方ないことですが、「ウォリアー」のテーマに元コールガールのモデルを起用と、エコファッションのクリーンなイメージを切り崩していくバハーは頼もしい限り。
次はどんな斬新なエコファッションを提案してくるのか、楽しみです。

Bahar Shahpar
ウエブサイト:http://www.baharshahpar.com/

2009/09/17

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