ハイチ大地震救済にセレブが結束


ハイチ大地震発生から10日目となる22日夜。
セレブが結束し、被災者救済のための活動を行いました。

ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンなどの大都市に、世界中からセレブが集結。
MTA、ABC、CBSなど米メジャーテレビ局、ラジオ局、ウエブサイトから生放送で、寄付受付電話のオペレータをしたり歌を披露することで、被災地ハイチへの寄付を訴えかけました。

歌うことで救済を訴えたのは、アリシア・キース、マドンナ、ビヨンセ、ジェイZ、リアナ、U2のボノ、ジェニファー・ハドソン、キース・アーバン、シェリル・クロウ、キッド・ロック、ジャスティン・ティンバーレイクなど、大勢の歌手たち。

電話オペレータになって寄付を訴えたのは、ジョージ・クルーニー、ベンスティラー、ブラッド・ピット、クリス・ロック、クリント・イーストウッド、デンゼル・ワシントン、ハル・ベリー、ジョン・スチュワート、ジュリア・ロバーツ、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、メリル・ストリープ、モーガン・フリーマン、ニコール・キッドマン、サミュエル・ジャクソン、トム・ハンクス、ウィル・スミス、ムハマド・アリ、ビル・クリントン、リース・ウィザースプーン、スティーブン・スピルバーグなど、多くのセレブたち。

セレブオペレータによる電話受付は22日夜のみで終了しましたが、寄付金は現在でも受け付けています。

寄付の方法は、電話、テキストメッセージ、ウエブサイトから、クレジットカードやペイパル、小切手など自由に選べます。
寄付額も、もちろん希望する分だけで大丈夫。
ただし、テキストメッセージの場合は、テキストを送信すると自動的に10ドルが寄付され、電話会社からの月々の請求書に10ドルが加算されます。

電話:1-877-99-HAITI (海外からは+1 773 360 0205)
テキスト: "GIVE"のメッセージを"50555"宛に送付
ウエブサイト:HopeForHaitiNow.org

集めた寄付金は、運営費ゼロの慈善団体「ホープ・フォー・ハイチ・ナウ」を通して、ユニセフや赤十字、オックスファムなどに全額が寄付され、ハイチ救済に活用されます。

また、アイチューンでは、22日のアーティスト達によるライブパフォーマンスを収録した「ホープ・フォー・ハイチ・ナウ」を7.99ドルで販売予定。
現在はプレオーダー受付中ですが、もうすぐ購入可能に。
こちらも、全額が寄付されます。

セレブによる寄付金集めはわざとらしいとか、テキストメッセージによる寄付は電話会社から翌月以降に寄付されることになるので即効性がないとか、色々と不満の声もあるようですが、これだけのセレブが集まることで、大勢の人の注目を集め、寄付金を集めるためには絶大な効果があることは事実。たとえテキストには即効性がなかったとしても、被災地修復には何年もかかり、そのための寄付金は必要でしょう。

誰の身にも起こりうる地震。
あなたはハイチ大地震の被害者のために、何をしてあげられましたか。

できることを、できるだけ。
自分も相手もきっと幸せになるはずです。

Hope for Haichi Now
ウエブサイト:https://www.hopeforhaitinow.org/

2010/01/23

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