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LVMHがイードゥンに資本参加
ラグジュアリーファッションのサステナブル化加速

ラグジュアリーファッションの雄、LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)が、社会派ファッションブランドのイードゥンの少数株を取得したことを発表しました(正式な比率は発表されていませんが、WWDでは45%と断定)。

LVMHグループといえば、ルイ・ヴィトンを筆頭に、ジバンシー、セリーヌ、ロエベ、フェンディ、ディオール、プッチ、マーク・ジェイコブズなどなど、錚々たるブランドを傘下に抱えるファッションコングロマリット。

そのLVMHがイードゥン株を45%取得するということは、イードゥンが大きな資金力を得たということ。
イードゥンのオーナーであるU2のボノも、「LVMHの参画によって、より早く大きく発展することが可能になり、イードゥンの生産者とそのコミュニティにとって長期的な安定を生み出すことができる」と語っています。

つまり、イードゥン側が半数以上株を保持することで、アフリカを中心とした発展途上国に仕事を提供することで貧困を無くす、というブランドコンセプトを守りつつ、LVMHの資金力によって今後大きく発展していくことが可能になった、ということにほかなりません。

LVMHにとっても、イードゥンとの提携は、サステナブルな企業であるというイメージ作り、サステナブルなブランド作りを学ぶという意味で、メリットがあるのでしょう。
同社株主総会では、CEOのベルナルド・アルノー氏が、イードゥンへの資本参加を、同社の社会・環境責任活動のひとつとして発表していたことからも、その意図がうかがえます。

先日のPPRのCEOピノー氏による、ラグジュアリーファッションのサステナブル化の宣言といい、今回のLVMHのイードゥン資本参加といい、サステナブルファションが、大きく飛躍していく兆候が見え始めているといえるでしょう。

また、ファッションは、高級ブランドから低価格ブランドへとトレンドが移っていく傾向が強くありますから、PPRとLVMHの参画によって、今後ファション業界全体がサステナブルファッションへと移っていくことになるのではないでしょうか。

今回のLVMHのイードゥン株取得には、単にファッションコングロマリットがまた一つブランドを取得した、という以上の、今後のファッション業界の大きな兆候が見え隠れしているような気がしてなりません。

ニュースリソース:
LVMH プレスリリース
LVMH Annual General Meeting 2009
WWD 05/16/2009

2009/05/18


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