
プランNYC PlaNYC
ニューヨークは環境問題に非常に積極的に取り組んでいる都市。
マイケル・ブルームバーグ市長が打ち出した「PlaNYC」は、2030年までにニューヨークをよりグリーンでより素晴らしい都市にしようという計画です。
PlaNYCでは、土地、空気、水、エネルギー、交通、気候変動の6つのポイントに分けて計10の目標が掲げられ、それぞれの項目に対し、どのようにして目標を達成するかが明記されています。
土地:
- 家:良心的な値段でサステナブルな新住居を約100万戸提供
- 広場:全ニューヨーク市民に対し、歩いて10分圏内に公園を完備
- 工業用地:ニューヨークにあるすべての汚染された土地を浄化
水:
- 水質:水質汚染を削減、自然地域を保護し、川の90%を娯楽のために開放
- 水道施設:老化した水道施設を補強し、長期信頼性を確保
交通:
- 混雑:数百万人の人口増加に耐えうるよう輸送手段の機能を高め、移動時間の改良
- 良好な修繕状態:史上初めての、ニューヨーク市の道路、地下鉄、鉄道の「良好な修繕状態」を保つ
エネルギー
- エネルギー:エネルギー施設を改善させ、クリーンで信頼性のある電力を提供
大気
- 空気品質:米主要都市で最もクリーンな空気の都市になる
気候変動
- 気候変動:温室効果ガスを30%削減
最後の温室効果ガスに関しては、30%と明確な数値が設定されていますが、これは攻撃的だが実現可能な目標値だそうです。現状のままだと2030年には温室効果ガスが27%増えてしまうそうですから、30%削減が実現できれば、何もしなかった場合に比べて57%も減ることになります。
アメリカは、国家としては京都議定書から離脱しましたが、地方自治体や個人レベルでは危機感を持ってさまざまな試みを行っています。
もちろん、このPlaNYCは義務ではありませんので、達成しなかったからどうなるということもないのですが、アメリカきっての大都市としてニューヨークがこのような計画を発表し、真剣に取り組んでいることに意義があるのではないでしょうか。
ブルームバーグ市長への環境問題への積極的な態度や、ニューヨーク市民の変化を見ていると、30%という目標値も実現可能な気がしてきます。
是非目標達成したいものです。
PlaNYCに関する詳細は、ニューヨーク市ウエブサイト参照
http://www.nyc.gov/html/planyc2030/html/plan/plan.shtml

