usda organic
(Image courtesy of USDA National Organic Program)

USDA オーガニック

アメリカでオーガニックフードの認証を行っているのは、USDA(United States Department of Agriculture、米農務省)傘下のNOP(National Organic Program)という組織。

NOPが定めるオーガニック食品の定義は、以下のようになっています。

後世の人々のため、環境の質を高めるべく、再生可能な資源を使用し、土や水を再利用することに重きを置いた農家によって生産された有機食品。肉、鶏、卵、乳 製品に関しては、抗生物質や成長ホルモンを一切与えられていない動物から作られたもの。従来型の農薬、合成物質や汚泥を含む肥料、遺伝子操作、電離放射を使用・行わずに生産されたもの。」
*英語原文はNOPウエブサイトを参照。

USDAオーガニックと認定されるための詳細な規定は「オーガニックフード・プロダクト・アクト」という法律に記載されています。例えば、
  • オーガニック食品を生産する農家は、3年以上合成化学薬品などの禁止されている物質を使用していないこと、遺伝子操作や電離放射、下水汚泥処理を行っていないこと、を守らなくてはならない。
  • 肉類や乳製品に使用する動物は、3世代前からオーガニックな管理の下育てられていること、飼料は100%オーガニックの農作物であること、ビタミンやミネラルサプリメントは与えても良い。

など、細かく規定されています。

また、USDAオーガニックと認証されるためには、生産農家は政府の承認を受けた検査官により、USDAオーガニック基準を満たしていることを検査され、毎年レポートを提出する必要があります。

オーガニックフードにはオーガニック原料含有比率により3種類に区分されており、パッケージには以下のように表示して良いことになっています。

  1. 「100%Organic」
    100%有機栽培で育てられた素材を使った食品
  2. 「Organic」
    95%以上有機栽培で育てられた素材を使った食品
  3. 「Made with Organic ingredients」
    70%以上有機栽培で育てられた素材を使った食品。パッケージに3種類以上のオーガニック食品を記載しなくてはならない。

USDAオーガニックのマークを貼ることができるのは、上記1と2、つまり95%以上オーガニック素材を使用した食品のみです。

オーガニック認定を申請できるのはオーガニック農作物の生産者あるいはそれを扱う業者。年5,000ドル以下の農家は申請の必要がなく、国の定める基準に従っていればオーガニックを名乗ることができます。

USDAオーガニック認証の食品が私たちの手元に届くまでには、多くの関係者がこうした細かい規定を満たすべく努力しています。
地球からすべての農薬使用がなくなる日まで、積極的にオーガニック食品を摂取して、後世に肥沃な自然を残して生きたいですね。

National Organic Program
http://www.ams.usda.gov/nop/indexIE.htm